面不動鍾乳洞について
関西最大級はだてじゃない!そんな言葉がぴったりの天川村にある、有名な観光スポットでまさしく穴場というべき場所です。
場所は、天川村の天川村の洞川地区にあります。洞川地区は古来より大峰山の修験道が立ち寄る宿場町でして、
昔ながらの宿もたくさんあり、タイムスリップしたかのような感覚になるとてもいい場所です。そんな素敵な場所にある面不動鍾乳洞へのアクセスは、なかなか大変で
交通機関を使うと、近鉄吉野線下市口からバスで約1時間半!簡単に行けない場所ですが、秘境へ行く感じ結構好きです笑
せっかくいくなら、温泉もあるので一泊してゆっくり堪能するのも良いですよ。私も何度か泊まりで行きました。
面不動鍾乳洞は夏季とそれ以外で営業時間が違って、通常は9時~17時ですが、夏季のみ8時〜19時と長めに営業しているので、
行く時期によって営業時間にお気をつけください。
この鍾乳洞、発見されたのは昭和8年。発見者は橋本廣吉氏。入り口前には銅像が立っています。
また、発見から5年の歳月をかけて井口晃氏/大谷実太郎氏と橋本氏の3名の手により発掘されました。
奈良県の特別天然記念物で延長は280m。
この付近一帯は石灰岩を含む水成岩の地帯で、それが長い年月を経て浸蝕/風化し堆積した「カルスト地形」となっています。
また、長い年月をかけて降った雨水に含まれている二酸化炭素がその石灰岩の岩の割れ目を溶かし、次第に大きくなってできたといわれています。
洞内は無風で、年を通じて平均気温は8度であり、夏は極めて涼しく冬は暖かい感覚を味わえます。
また、地上からは洞川八幡宮横より徒歩で上がる道と、有名なトロッコで上がる2種類があり、トロッコはとても急な登りを上がっていくもので、ジェットコースターのような雰囲気を味わうことができます。
面不動鍾乳洞に行った感想
天川村の洞川温泉郷に来たらここに行くしかないです。いや行かないあなたは損しています。それくらいおすすめの穴場観光スポットです。とにかく鍾乳洞に入る前からすごい!駐車場から歩いて1,2分あればトロッコの乗り口があります。このトロッコが急こう配を上がっていくのですが、乗った時から乗客みんな45度くらい上を向いてますw時間にして2,3分ですがスリルとサスペンスがありますw鍾乳洞もとても広く圧巻の場所。夏でも気温は低いため服装の調整に気を付けていただきながら、ぜひ一度足を運んでほしい、奈良を代表するおすすめできる観光スポットです。
面不動鍾乳洞の基本情報
鍾乳洞名 | 面不動鍾乳洞 |
住所 | 奈良県吉野郡天川村洞川673-89 |
電車・バスでのアクセス | 近鉄吉野線下市口を下車、奈良交通バス「洞川温泉」行に乗り約1時間 |
車でのアクセス | ■近鉄電車「下市口」駅へ 近鉄電車「大阪阿部野橋」駅から近鉄特急で約1時間 近鉄電車「京都」駅から近鉄特急で(橿原神宮前乗換)約1時間25分 近鉄電車「名古屋」駅から近鉄特急で(八木・橿原神宮前乗換)約2時間40分 ■近鉄電車「下市口」駅下車 奈良交通バス「洞川温泉」行終点下車(約1時間20分) |
駐車場 | トロッコ乗り場の前あたりに無料駐車場あり。5,6台駐車可 |
入場料 | 入場料は大人400円、子供200円(3歳以下は無料) 団体(10名以上) 1割引トロッコは往復の場合、大人500円、子供300円 片道、大人300円、子供200円 |
営業時間・曜日など | 定休日は不定休 通常の営業時間は9時~17時 但し、夏季(7月1日~8月31日)は8時~19時(受付は18時30分まで) ※詳しくは面不動茶屋までご確認ください |
面不動鍾乳洞について | 海抜878mの高地にある、面不動鍾乳洞は昭和8年に発見され、5年の月日をかけて発掘されました。 洞川地区は石灰岩を含む水成岩地帯で、大昔は集落のある場所全体が巨大な鍾乳洞で、それが崩れ落ちて、現在の鍾乳洞はだけが残ったそうです。。 鍾乳洞内の平均気温は8度と夏場でもひんやりと涼しいです、特に貴重なのはストロー鍾乳管で大自然の芸術が見られます。高所にあり、「ドロッコ」というモノレールに乗って鍾乳洞に向かうのも楽しいアトラクションです。 |
トロッコに乗って関西最大級の広さを誇る面不動鍾乳洞へ
どうもどうも、全国の鍾乳洞ファンの方お待たせいたしました。関西最大級の広さを誇る鍾乳洞、それが奈良県天川村にある、面不動鍾乳洞!!ここに行ってない鍾乳洞ファンの方、あなたそれでも鍾乳洞ファンと言えるんですか?いつ行くんですか?今でしょ!!←
駐車場まで車で来て、そこから徒歩1分もかからない場所にトロッコ乗り場があります。さぁ!いざトロッコに乗って鍾乳洞へ!!
どうですかこの雨模様!!私雨男を自負しております!でもご安心を鍾乳洞に雨は関係ない!!そんな事を心の中で思いながらトロッコに乗って上へ向かいます。このトロッコ乗った瞬間からすごい傾斜!!どれくらいかというと…
…
…
…
…
35億っ
じゃなかった、35度くらいはある!ブルゾンちえみ with Bもびっくりです(笑)
この角度すごいでしょ!ちょっと怖めのジェットコースターくらいはありますよ!でも、スピードはゆっくりですし、私のような雨男でも安心設計となっており、雨除けの透明シートがついてます!これで雨男、雨女のあなたも安心して上まで上がれますよね(遠い目)
そうこうしている間に上に到着です、トロッコの乗車時間は約3~4分くらいだったでしょうか。透明シートの隙間から撮影するのに必死だったため正確な時間覚えておりません!
上からの風景はとてもきれいです!この写真を見ていただければ、結構高い位置にあるのがわかっていただけるかと思います。それにこの日は雨ということもあり、山々にかかる雲とのコントラストもすごく幻想的!この日たまたま幸運にも雨だったのでね←
ということで、上についた後トロッコの往復料金と面不動鍾乳洞に入る料金をお支払いして横をみると橋本廣吉さんがお出迎え!この方が面不動鍾乳洞を発掘した方、ありがとうございますこんな素敵な鍾乳洞を見つけてくださって、まだ入ってませんが絶対素敵だと思います。秋芳洞など有名な鍾乳洞を行くのはもちろんですが、このような秘境の地にありマイナーな鍾乳洞っていうのは情報も少ないので、おらわくわくすっぞー(孫悟空風)
と、そんな鍾乳洞を見つけてくださった廣吉さんにご挨拶をして、ついに面不動鍾乳洞へ!!
入り口は落盤も考えてのことでしょうか、鉄筋で補強されています。これは鍾乳洞内部はかなり危険な予感。ヘルメット持ってくるの忘れたーーーーー!!!!
※ヘルメットはいりません
内部に入るとまるで別世界のような光景!ライトアップされているから余計にきれいなのかもしれませんが、こんなきれいな鍾乳洞見たことありません。
この神秘的な風景やばいです。マジ卍!!各鍾乳石や窟には名前がついてるようで、それぞれにライトアップしていて幻想的になっています。鍾乳洞内部は外が雨の影響で雨がしみてる場所も何か所がありますが、そこまで気にせず見ることができます。いや、雨の日だからこそカップルの方々には行ってほしいかも!
彼 – 鍾乳洞きれいだねーこけないようにしなよ
彼女 – うん、でも下りるの怖いから手かしてよーー♡
彼 – まったくーおまえは本当に怖がりだなーほらつかまって
彼女 – キャー落ちそうだよーーすごくこわいー(泣)
彼 – はははー大丈夫だよ、ほらおいで!
彼女 – でも本当にきれいだねーこんなきれいな鍾乳洞はじめて♡…キャッ!!
彼 – ど、どうした!大丈夫か!?
彼女 – 今日は雨だから鍾乳洞に雨が染みてるみたいで落ちてきたっ!えへへ
彼 – なんだよーびっくりするじゃないかー
彼女 – ごめんごめんーチュッ
…こういったことが起こるかもしれません。カップルの方はいますぐ面不動鍾乳洞へ!!
どうでしょうか、この幻想的な光景。写真ではなかなかお伝えしづらいところもありますが、本当にきれいです。
この窟なんて、宮崎駿の名作「天空の城〇ピュタ」の飛行石の洞窟にそっくりでしょ!!
紹介はこれだけでは終わりません。窟の最後のほうに急に出てくる祠、てん、かわうそ、ニホンザルの化石だそうです。昭和10年にこの鍾乳洞で発見されたのですが、動物学の先生に確認してもらったところ1000年以上も前のものだそうです。
非常に見ごたえのある鍾乳洞です、中は気温がいつも一桁だそうなので服装に気を付けて行っていただければと思います。
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