長谷寺の大回廊
奈良県桜井市にある長谷寺は、全国津々浦々にある長谷寺の総本山。近鉄大阪線長谷寺駅から徒歩10分くらいで入り口に到着します。
奈良県桜井市にある、全国のお寺ファンは誰でも知っている長谷寺に行ってきました。長谷寺は牡丹が有名でお花の御寺とも言われています。そんな長谷寺へゴールデンウィークに行ってまいりました。ご存知ですか?牡丹の見ごろは4月中旬。GWは少し遅いかなーって思ってましたが、牡丹はあるのでしょうか。
駅からも近いし、最近ついてきたおなかのお肉をとるために歩こうと思って電車で行きました。駅前はいきなり長谷寺です(笑)
駅前には長谷寺までの道順も書いてあり、迷うことなく向かえそうな予感。初瀬の皆様も歓迎してくれてます。
それでは歓迎されている間に長谷寺に向かいたいと思います。
この日少し風がきつかったんですが、晴天で新緑もきれい。こういう日はやはり奈良ですね!奈良と山は本当にあいます。実は長谷寺駅は結構上のほうにあって、階段をおりていくときの景色がとてもきれいです。
駅から長谷寺へ続く階段をおりてると、子供用の公園がありました。うーーん今日は遊ぶのはやめとこう。ということでこのまま長谷寺へ向かいます。
階段を下りて左折するとなだらかな下り坂が続きます。(階段の写真撮り忘れた)
坂を下って右に曲がったら信号があります。ここは国道165号線。車で来るときはこの道からきます。一番近いのは西名阪天理インターから降りて、 国道169号線を桜井方面へ進み、桜井市内で国道165号線へ左折して進むと長谷寺近くまでこれます。
川と長谷山口坐神社のうっそうとした茂みのコントラストがきれいです。この初瀬ですが、どうやら温泉郷のようです。来るまで知りませんでしたが、看板に長谷寺温泉郷と書いてます。調べてみたところのこの長谷寺郷は門前町、宿場町として栄えてたそうです。写真でたまたま撮影した長谷寺湯元 井谷屋も江戸時代末期創業の由緒ある旅館だそうです。
んな由緒ある門前町を長谷寺に向かってるとお店がたくさんあって草餅を軒先で作ってるところがたくさんありました。草餅食いてーー!!って思いながらも、ゴールデンウィークのせいなのかお客さんがたくさんいたため、草餅を横目で見ながら長谷寺に向かいます。門前町を抜けるとようやく長谷寺の正面がみえてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
長谷寺境内を進んでいると左右に建物がたくさんあります。この長谷寺とても大きい予感…そしてついに石段を登るところまできました。ここから長い上りの石段がきます。
このあと、長谷寺で有名な登廊を登って行ったのですが、なにぶんゴールデンウィークということもあり人が多い!ならかんのコンセプトとして人は載せたくないので、ここはまた平日にでも来て撮影したいと思います。
登廊途中で右に入っていく道があって、そちらに行くと源氏物語でも有名な藤原定家の塚があるって書いてたので行ってみました。
藤原定家は鎌倉時代の公家・歌人で最終官位は正二位権中納言で京極殿呼ばれていました。と道をそれてしまったので登廊に戻って先を急ぎます。寄り道している間に体力がなくなってきた…
ゴールデンウィークということもあり、参拝客が多すぎて人がいないタイミングで撮影することができなかったです。後ろ姿ですがもしこんな写真載せるなや!ってありましたらご一報くださいm(_ _)m
なかなか撮影できないまま登っているといつの間にか本堂まで来ちゃいました。でもこの登廊はかなりよかったです。また人がいない時期を狙ってきたいと思います。
長谷寺の本堂めっちゃいい場所でした。舞台からは長谷寺の周辺が一望できて、空気もきれいだし、景色も最高だしで、ここまで登った甲斐がありました。長谷寺は花の御寺といわれており、牡丹などの花がきれい事で有名ですが、それ以前に長谷寺という寺自体すごくいい場所です。花をみて帰るのではなく、ぜひ本堂まで登ってこの景色を見てほしいです。また、本堂の建物も古の歴史に包まれている素敵な建物だと思います。
そうそう、登廊を登ってる間は人が多くて写真を撮れなかったですが、本堂に上がった後に上から撮影できました。
と、本堂を満喫した後は出口まで別ルートです。ここでもまた私の目を楽しませてくれるものがたくさんありました。まずは御影堂です。弘法大師がおられる場所ですね。奈良を廻ってて思いますが、弘法大師いすぎw本当に弘法大師はすごい人なんですねー
次はここ。御影堂から1分ほど歩いたらあります。でも、、、、でも、、、、すみません!!何のお堂か、誰の御墓かわかりませんでした…情報求ム!
このお堂からは五重塔が見下ろせます。ここからの景色もまた絶景かな絶景かな
そして、このお堂近くから階段を下りると、なんと長谷寺の起源でしょうか?本長谷寺があります。
「本長谷寺」天武天皇御悩平癒のため朱鳥元年(六八六年)道明上人ここに精舎を建立し千佛多宝塔銅盤(国宝)を鋳造して祀る。これ長谷寺の草創なると以て本長谷寺と称す。
本長谷寺の横には五重塔がそびえ立っています。この五重塔は比較的新しい塔ですが、長谷寺の景色には絶対必要なものだと思います。この明るい紅色の建物が緑の中に凛として立っていて色が生えるんです!
また、その横には大木があるのですが、その幹の部分に石碑がありそこには、三重塔跡と記載がありました。
結構急ぎ足で歩いてたのですが、ここまでだいたい1時間くらい。足も疲れてきたので、そろそろ下山します。でも、下山中も景色やお堂、建物を見ながら下りれて退屈しません。
「長谷寺の閼伽井」灌頂などの重要な儀式法要に用いる清浄な水を汲む井戸。
と、下りてきたと思っていたら、今度は大観音大画軸大開帳という特別展をやっておりました。これはせっかくだからと思い入ってみました。やっていたのは長谷寺本坊
実は中に入ると撮影オッケーの場所があって、大観音の掛け軸を撮影することができました。でもさすがにここに載せる罰が当たりそうなので、見たい方は2018年5月末までやっているので、ぜひ見に行ってみてください。
と、まぁかなり見ごたえのあるお寺でした。ここは近鉄大阪線長谷寺駅からも近いので、そうだ!長谷寺に行こう!と思ったらすぐに行ける奈良でもお勧めの観光スポットです。ぜひ皆さんも長谷寺に行こう!!
主祭神と創建時期
本尊 | 十一面観音(重要文化財) |
宗派 | 真言宗豊山派 |
開祖 | 道明 |
創建時期 | 奈良時代(8世紀前半) |
文化財 | 本堂、長谷寺経、銅板法華説相図(国宝) 木造十一面観音立像、仁王門ほか(重要文化財) |
長谷寺について
長谷寺は、山号を豊山と号し、朱鳥(あかみどり)元年(六八六年)、道明(どうみょう)上人が天武天皇のために「銅板法華説相図(どうばんほっけせっそうず)」を初瀬山西の岡に安置したことに始まり、のち神亀四年(七二七年)、徳道上人が聖武天皇の勅願によってご本尊十一面観世音菩薩を東の岡にお祀りになりました。徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場を開かれた大徳として知らせ、長谷寺はその根本道場とも呼ばれるゆえんであり、長谷詣、長谷信仰は全国に広がりました。下って天正十六年(一五八八年)、専誉僧正がご入山されてより、長谷寺は関係寺院三千ヶ寺を有する真言宗豊山派の総本山として、また西国三十三所第八番札所として、檀信者は約二百万人、四季を通じて「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。
長谷寺に行った感想
奈良県の中でも有名なお寺で、四季折々の風景を楽しめる有名な観光スポットです。花も綺麗、回廊も綺麗、お堂なども綺麗と、時間がいくらあっても足りないくらい楽しめる場所でした。また、参道もお土産などが買えるところがありますので、色々ため締めました。
室生寺の基本情報
観光地名 | 長谷寺 |
住所 | 奈良県桜井市初瀬731-1 |
電車・バスでのアクセス | 大阪方面から 近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分。 名古屋方面から 近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分。 ※シーズンには急行が臨時停車します。 |
車でのアクセス | 名阪国道を針インターで下り、国道369号線を榛原・桜井方面へ。 榛原で国道165号線を右折(西進)。 初瀬西の信号を右折し門前町へ。 |
駐車場 | 二輪:200円 普通車まで:500円 大型バスまで:2,000円 |
入館、拝観料など | 大人:450円/中・高校生/350円/小学生:200円 障害者手帳提示:200円 ※同伴者1名に限り障害者料金適応(入山料免除) ■小・中・高校生の修学旅行引率者の教師。(同行の保護者・PTA会員は除く) ■教育課程に基づく学習活動のための研修。(修学旅行の下見など) ■旅行社添乗員研修 ■入山者に同行のタクシー運転手 |
拝観時間 | 8:30〜17:00(4月〜9月)/9:00〜17:00(10月〜11月・3月)/9:00〜16:30(12月〜2月) ※牡丹まつり期間等時間延長あり |
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