鏡作り発祥の地!美の聖地鏡作坐天照御魂神社

田原本町

鏡作坐天照御魂神社は鏡鋳造の神

主祭神 天照国照彦火明命
石凝姥命
天糠戸命
ご神体 三神二獣鏡
社格等 式内社(大)
旧県社
創建時期 祟神天皇6年(諸説あり)

鏡作坐天照御魂神社に行った感想

観光地名 鏡作坐天照御魂神社
住所 奈良県磯城郡田原本町八尾816
電車・バスでのアクセス 近鉄京都線田原本町駅下車、東改札を出て徒歩約20分
車でのアクセス 西名阪自動車道郡山ICを降りて国道24号線を橿原方面に南下し約30分、鍵交差点を右折し県道197号線を3分ほど走り、四叉路を左折し橋を渡り5分ほど走り、ローソンがある交差点を左折し1分
駐車場 境内に5台ほど止められる無料駐車場有
入館、拝観料など
拝観時間

鏡作坐天照御魂神社は鏡発祥の地で鏡作部が居住した場所

桜の時期が終わり、気候も良かったので(2021.4.24撮影)久しぶりに自転車出かけました。奈良は自転車で走るのに適してます。なんでって?盆地だからです!笑

田原本町は以前から回りたいと思ってましたが、なかなか行けずじまいだったのですがついに行けました!自転車で走りやすい道を通ってると、早速出ました大きい神社!奈良は急に大きい神社が現れます!ドラクエでモンスター出るより多いかも!笑

この風格!わかりますかねー?写真じゃわからないのかなー
通りがかった時すぐここはすごい神社だとわかりましたよ!そして神社の名前が「鏡作坐天照御魂神社」!!え?「鏡作坐天照御魂神社」え?パイセン!色々名前だけでもすごくないですか?分解すると「鏡作りにいます天照の御魂がおられる神社」

この地はその昔鏡作部があり、鏡作り発祥の地として現代でも美の聖地と言われています。

鏡作部とは、日本古代の職業部の一つ。鏡の製作に従事した。伴造(とものみやつこ)は683年(天武12)に連(むらじ)姓を与えられた鏡作造で,その本拠は《和名抄》にみえる大和国城下郡鏡作郷であろう。ここには《延喜式》神名帳の〈鏡作坐天照御魂神社〉が鎮座し,鏡作氏の祖神石凝姥(いしこりどめ)命等が奉斎されている。石凝姥命は記紀神話の中で天照大神が天の岩屋戸に隠れたとき,鏡を造ったとされ,天孫降臨神話では天孫に随従する〈五部神〉の一人とされている。

参道はとても広く歩きやすくなっています。この参道の大きさがすごい神社感を出してますよねw

参道にはご由緒がありました。

上代人が神の御魂の宿るものとして尊んだ鏡の鋳造を生業とした鏡作部がこの地に居住してこの神社を氏神としてお祀りしていた。

三種の神器の一つ八咫烏をお作りになった石凝姥命を鏡作伊多の神と称えて右座にその御父天糠戸命鏡作麻気の神と称えて左座にお祀りし中座には天照国照彦火明命と申し上げて祟神天皇六年九月三日この地に内侍所の神鏡が鋳造せられた際に試鋳の像鏡を御祭神として奉祀する。

鏡作三社大明神として遍く知られ式内大社に列し鏡作師はこの地に集り鏡の池の水を以て秘法を授けられてたと縁起に伝える。古来鏡業界に於いては業祖として信仰篤くまた心も姿も美しくありたいと祈願する人々の参拝も多く鏡の神様としては全国で唯一の格別に御由緒の深いお社です。

参道を越えると拝殿が見えてきます。狛犬さんもお出迎え!

いつもながら、見事な阿吽の呼吸!

本殿内部には鏡が飾られております。これが御神体かどうかまでわかりませんでしたが、お参りする場所に鏡があるのすごいですよね

このような歴史的にも古い神社が、普通にある奈良って本当にすごいですよね。みなさん奈良の観光といえば奈良市春日大社近辺だと思いますが、奈良の良さは自転車で回ればわかります!奈良は自転車道も整備されてて、自転車でも回りやすくなってますので、ぜひ自転車での奈良旅も楽しんでみてください!

京奈和自転車道マップ

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