笠そばについて
笠山荒神社の真横にあるお蕎麦屋さん。地元でとれた笠のそば粉100%のおそばが人気な奈良でも知る人ぞ知る観光スポット。
笠地区は標高が400~500m有り、朝夕の寒暖の差が激しく19ヘクタールもの広大な土地を使用し、必要最低限の農薬しか使用しない農法で作られており、そばづくりに最適な気候・風土に恵まれてた場所で作られているおそばです。
いつも行列ができるほどの人気、自然豊かな場所で食べる笠そばは食べる価値あり。
笠そばに行った感想
以前から笠そばの名前は聞いてたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
でもそれは行ってみると後悔に変わります。なんでもっと早く来なかったんだ!!ってなりました。確かにお客様も多くて、
結構待ちますが、並んで待ってから食べると美味しさも2倍3倍になりますよ。
奈良が好きな人がここに行かないのはおかしい!
そんな、思いを持つことができた笠そばにぜひ行ってみてください!
笠そばの基本情報
店名 | 笠そば |
住所 | 奈良県桜井市大字笠4408 |
電車・バスでのアクセス | 奈良交通バス仁興口バス停より約2.5km |
車でのアクセス | 名阪国道針インターICから約10キロ |
駐車場 | 50台くらいの無料駐車場あり |
営業時間・曜日など | 定休日 水曜日(但し、祝祭日と1月、4月、9月の28日を除く)12月30日・31日 10時〜16時 |
人気の秘密は地元で栽培したそばを100%使用した香りも味わえるお蕎麦
- 奈良県桜井市笠地区という立地の良さ
- 笠そばの秘密
- 笠そばをお勧めするわけ
- 近くの観光地
奈良県桜井市笠地区という立地の良さ
そば栽培に適した条件とは?
そば播種から収穫までの期間が、他の穀物に比べて非常に短いです。 生育が早くしかも火山灰地や開墾地などのやせ地でも良く育ちます。
栽培期間は、夏ソバで70日から80日、秋そばはやや長く80日から90日くらいです。 栽培条件としては、主に気温と昼間時間の長さが挙げられます。
そばの花粉発芽の適温は20℃以下で 一般に28℃を超えるとめしべの発育が悪くなり不作の原因になります。その為、冷涼な気候がそば栽培に適していると言われています。
笠そばの場所はどこ?
笠山荒神が鎮座する奈良県桜井市笠にあるお蕎麦屋さん「荒神の里・笠そば」
標高400m〜500mの山の上にあり、周りは一面の緑で美味しいお蕎麦を食べれるだけではなく、 美味しい空気も満喫できます。
この周りは約500mにあり、蕎麦づくりには最適な気候と風土に恵まれています。 寒暖差がある場所では風味がある蕎麦を生み出します。
笠そばの秘密
笠そばの製粉方法は?
なぜ、笠そばはこれだけお客様が多くて人気なのか。
それは製粉方法が普通のお蕎麦屋さんとは違うからです。笠のそばは、笠地区で作られたそばを100%使用しています。
一番粉と二番粉を共に入れた挽きぐるみしています。 そば粉は、ソバのみの殻をとって中の実を挽いたものを使用し、実を割って製粉することで、なめらかな舌触りに仕上がります。
挽きぐるみって何?
蕎麦の実を取り分けないで、二番粉まで挽き込んだそば粉を挽きぐるみといいます。
以前は玄ソバのまま石臼などで挽いて殻を取り除いていましたが、このやり方では殻を完全に取り除くことができないため、黒くぼそぼそした食感のそばになってしまいます。
そのため、現在で呼ばれる「挽きぐるみ粉」は、殻を完全に取り除いてから製粉しています。
挽きぐるみは、たんぱく質12.1%、炭水化物69.5%、灰分1.8%が標準とされていますが、どの程度の歩留りの粉にするかで品質、成分に大きな違いが出てきます。
石臼製粉の場合は、大半が粉の取り分けをしない挽きぐるみです。
笠そばをお勧めするわけ
奈良でそばを自家製しているお店
なんと言っても、笠そばは19ヘクタールもの広大な土地を使用し、必要最低限の農薬しか使用しない農法を確立しているため、奈良県内を見ても随一です。
奈良県内でも有名なお店なので、平日でも毎日行列ができており1時間以上待つこともあります。
ただ、こんな美味しいお蕎麦を低価格で食べれるお店はなかなかありません。 また、蕎麦好きにはたまらないそば打ち体験ができるのも魅力的です。
笠で取れた蕎麦粉を使って風味豊かな笠の蕎麦を自分挽いてで打って頂き、本物の蕎麦のおいしさを味わうことができます。
桜井市に来たら必ず行こう
公共交通機関を使って笠そばに来ることもできますが、もしお車をお持ちならお車で来ることをお勧めいたします。
笠そばを食べて笠荒神でお参りをして、有名な長谷寺などを回れば桜井を満喫できる 1日を堪能することができます。
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