ニホンオオカミの像について
ニホンオオカミは、明治の初めまで、本州、四国などにかなりの数が生息していましたが、その後激減し、明治38年東吉野村で捕獲されたニホンオオカミが日本で最後の捕獲の記録となりました。
かつて台高の山野を咆哮したニホンオオカミの雄姿をブロンズ像として再現しているそうです。
1905年(明治38年)、 アメリカの青年動物学者マルコム・アンダーソンが日本に来日し、旧制第一高校の学生金井清を通訳兼助手として伴い、1月13日、東吉野村鷲家口の宿屋芳月楼(ほうげつろう)に滞在した。そこへ土地の猟師によって持ち込まれてきたのが、 幼体のニホンオオカミらしい死骸。このニホンオオカミらしき動物は、数日前、わなにかかっていたところを筏師に撲殺されたという。
後日、再びその猟師が現れ、結局、当時の金8円50銭で交渉が成立し、かなり腐敗が進んでいたため、毛皮と骨格だけがイギリスへ持ち帰られることとなる。その後、この動物は本物のニホンオオカミと鑑定され、現在も、大英博物館に保管されている。これ以降も、「ニホンオオカミを見た」「遠吠えを聞いた」という証言はあるが、捕獲されたものとしては、最後のニホンオオカミというわけである。
ニホンオオカミ最後の場所としていかに自然が豊かかわかる、東吉野村の歴史もわかる観光スポットです。
今もいるでしょ?絶対にいてる!(はず)のこの場所にあるニホンオオカミの像
東吉野村の奥、川沿いにその像はあります。(ドキュメント風)
と、書き始めたけど書き方わかりませんwとにかく遠い!東吉野村はとっても遠くて奈良の秘境です。でもその分人の手が入っておらず自然しかないです。あ、嘘です。自然以外にも
キャンプ場とかあります。
そんな自然豊かな場所にニホンオオカミの像がありますが、ここに行くとわかるのですが今でもいてるんじゃないかと思えるくらいの場所です。なぜ絶滅したってなってるんでしょうか。
たぶん今もいてますよ。研究者さん探してください。また東吉野村行くと思うので私も探してみたいと思いますw
天皇陛下もここまで来られたんですねー車で来ても秘境だから大変だったでしょうねーw
ニホンオオカミの像に行った感想
東吉野村の役場から少し行ったところにありました。世界で最後のニホンオオカミがこの東吉野村にいてたことは、とても興味深くぜひ一度見たいと思いでこちらに訪れました。
画像にある「天皇陛下行幸跡」は1951年(昭和26年)11月18日に昭和天皇が旧小川村の植林状況を視察された行幸を記念する碑だそうです。
最近対馬でニホンカワウソが発見されたかも!みたいなニュースを見ましたが、東吉野村でもニホンオオカミが細々生きてくれてたらいいのですが…
奈良南部は自然豊かな土地が広がってて、人間もなかなか入れない場所がたくさんあるので、私は個人的に細々生きてるんじゃないかと勝手に妄想してます!
そんな絶滅種最後の捕獲場所で、あまり知られていない穴場のおすすめ観光スポットです。
また、この「ならかん」のサイトマスコットにも勝手ながらニホンオオカミをモチーフにさせていただいております。
ニホンオオカミの像の基本情報
観光地名 | ニホンオオカミの像 |
住所 | 奈良県宇陀市室生78 |
電車・バスでのアクセス | 近鉄吉野線「大和上市」駅より バスで「鷲家口」下車 徒歩10分 |
車でのアクセス | 西名阪天理ICを降りて、国道169号線を南下。 桜井市に入り、国道165号線との交差する、阿部交差点を左折。 国道165号線を西へ10分、国道166号線との分岐を右折。 国道166号線を南下して、約30分ほど走り県道16号線を右折して約10分。 |
駐車場 | 東吉野役場に駐車場があります |
入館、拝観料など | – |
拝観時間 | – |
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